だいたいは日々のなんでもないお話

日々の記録というか、忘備録。本が好きです。

緑陰や連泊限定宿屋あり

わたしの知人に、民宿ではないような気がするのだが、宿を経営している人がいる。なんと言ったらいいのであろうか、別荘のような建物を一組の人の宿泊に提供しているのである。旅館経営と言っていいのかな。 もう何年も前から経営しているのであるが、最初は…

風が吹く夫婦別姓白南風や

わたしが若い頃には考えられなかったことだが、いまや、ネット上に上がっていないものはない、というか、「ネット検索で引っかからないものはこの世に存在していないに等しい」らしい。「いや、ネット検索しても引っかからないものって、いっぱいあるだろう…

風呂敷でコロナ包んで暑気払い

わたしは、水をはじく、いわば防水機能のある風呂敷というものの存在を知って、風呂敷をよく使うようになったという話を、先日、書いた。 では、わたしが実際に使っている風呂敷とは、どんなものをどんなふうに使っているかということを書いておきたいと思う…

風呂敷が水をはじいて夕立や

わたしは、風呂敷が好きである。 わたしが子どもの時代には、身の回りでけっこう風呂敷が使われていたと思う。お客さんが来たときなども、手土産のお菓子は風呂敷に包まれていたように記憶している。布団を包むのも、大きな風呂敷だったような気がする。 そ…

想像のアファンの森や夏木立

わたしは、少し前に、コナラの苗木を買ってきたという話を書いた。 高さはまだ50センチメートルくらいの赤ちゃんである。でも葉っぱはしっかりコナラの葉っぱであると思う。成長をたのしみに、毎日のように見たり触れたりしている。が、もちろん一日でそん…

動く物皆生かされて万緑や

わたしは最近、植物のことを想っていることが多いのである。といっても、コロナ禍で出歩けなくて、わたしが植物になったような気がする、とかいうわけではない。 環境問題に関心が大いにあるということが大きな理由かも知れないとも思う。が、それは置いてお…

「蟻食べてツキノワグマは命あり」『人はクマと友だちになれるか?』の紹介

わたしは、きょうは、最近読んだ本の紹介をしようと思う。その本とは、これである。「イワサキ・ライブラリー」という子ども向けのシリーズの1冊である。漢字にはルビが付いている。 『人はクマと友だちになれるか?』 太田京子、岩崎書店、2004年7月。 「…

コロナ禍に昼に営業夜店かな

先日のことである。わたしが、お昼ごはんを食べようと思って、どこのお店にしようかなと、きょろきょろとしながら歩いていたところ、いつもはこんな昼の時刻には空いていない、小さな店に暖簾がかかっていた。そう、営業しているのである。あれ、どうしたん…

緊急事態宣言片かげり

わたしは、最近、電車に乗ってお出かけをして、数人の友人と会って、久しぶりに楽しいお話をする機会をもった。久しぶりのことで、なんだかとても元気をもらえたような気がしている。直接会って、表情をみながら会話することの大切さをしみじみと感じたので…

コロナ禍を離れる一夜夏芝居

わたしは、最近、芝居を見に行ってきた。満席だった。といっても、もちろんぎゅうぎゅう詰めというわけではなくて、三分の一くらいの席はもともと空けているようだった。 わたしが芝居を見に行くのはもちろんかなり久しぶりであったのだが、演じる役者さんも…

平日の散歩の自由風薫る

わたしは、今日は仕事を休んだ。で、ちょっと用事があったので、散歩を兼ねて外に出かけた。そう、平日の昼間に散歩をしてみたのである。いまは、風薫る季節である。とても気持ちがよかった。爽やかな風をうけながら、濃い緑を見たり、手で葉っぱをちょっと…

眩しきや花嫁立てり青芝に

わたしは、先日、結婚式に参列したのだが、なんと、お酒の出ない結婚式であった、という話をブログに書いた。 kwsk.hatenablog.jp こんな、お酒の出ないという結婚式は初めてであったのであるが、しかし、アルコールがないということ以外は、もう普通の、た…

五月闇ぼくの好感度見失い

わたしが、最近見て面白かったテレビドラマの紹介をしたいと思う。 NHKの「今ここにある危機とぼくの好感度について」というドラマである。 本来ならば、まだ見ることができるようなときに紹介したかったのであるが、わたしが、うかうかちょろちょろしていて…

コロナ禍や結婚式は可ビール不可

わたしは、最近、結婚式に参列した。幸せな若者の姿を見るのはほんとに楽しいものである。料理も美味しかったし、よい一日を過ごせてよかったのである。 が、ところで、この結婚式、コロナ禍なので、なんとアルコールがなかったのである。わたしは、これまで…

梅雨入りの宣言なしに梅雨に入る

本日は雨がふらなかったが、このところの雨続きで、わたしは、もうすっかり梅雨に入ったものだとばかり思っていた。が、考えてみると、梅雨入り宣言を目や耳にした覚えがない。 ということは、まだ東京は梅雨入りしていないのだろうか。しかし、宣言があろう…

夏の夜もお構いなしかオンライン

わたしは、昨日のブログに、コロナ禍での困ったことに、運動不足があるという話を書いた。で、今日ももうひとつ、コロナ禍での変化について書きたいと思う。 それは、オンラインの話である。わたしの運動不足の原因は、在宅勤務をするようになったために通勤…

梅雨どきの健康法や部屋歩き

コロナ禍で、わたしにとっての一番の変化はというと、マスクをするという生活様式になったということも大きいが、生活リズムの変化ということでは、「在宅勤務」であろうか。コロナ禍以前にも、自宅で仕事をするということがなくはなかった。が、まあそれは…

群れる鯵リーダーそれぞれの中にいて

わたしは最近、梨木香歩の『ほんとうのリーダーのみつけかた』を読んだ。 梨木香歩さんの本を読むのははじめてである。よく知られている本はきっと『西の魔女が死んだ』ではないかと思うのだが、わたしは読んだことがない。 さて、この本のカバーの袖には、…

ベランダの細木私を夏山へ

わたしは、一昨日、昨日と、コナラやモミジの苗生を買ってきてベランダに置いたという話を書いた。 きょうは、わたしは昼間は出かけていたので、ベランダの木を眺めることができなかったのだが、帰宅してから、ちょっと暗くなってはいたが、ゆっくりとまたコ…

木を植える 生物多様性の日に

わたしは、本日、5月22日が「国際生物多様性の日」であることを、さきほど知った。 greenwave.undb.jp ところで、わたしは昨日のブログで、コナラなどの苗木を買ったことを書いた。で、その翌日が、「国際生物多様性の日」であったのである。何という偶然…

マンションの コナラの新樹 高々と

わたしは、今日、ちょっと遠出して千葉県の土気まで行ってきた。土気は「とけ」と読むのだが、わたしは知らなかったので、最初は「どき」だとばかり思っていた。とけ、である。 さて、なんのためにその土気に行ったのかというと、苗木を買うためである。とい…

入梅や スマホで知るは 二十代

わたしは、前回のブログで、電車の中で新聞や雑誌を読む人がほとんどいなくなった話を書いたが、それはすなわち、このような傾向へ進む、ということであろうということで、 「広告の主役も、新聞、雑誌から、テレビへと移り、いまやテレビからネットへと移り…

西日差す 電車の中や スマホ照る

わたしもそうなのだが、ほんとうに、人は電車のなかで新聞を読まなくなってしまったようである。いや、電車のなかだけでなく、「新聞」というものを読まなくなっているのやも知れぬ。もちろん、週刊誌をはじめとする雑誌を、電車のなかで読んでいる人もほぼ…

乾杯は ビールと唐揚げ あとスマホ

わたしの住む街の駅の近くに、唐揚げ専門の店ができた。その前はアクセサリーを売っている店だった。アクセサリーの店が、閉店の案内を出して、閉店セールを始めたときには、次は何のお店ができるのだろうかと予想してみた。わたしは、なにしろコロナ禍であ…

万緑の 山を剥がして メガソーラー

わたしは、ボランティアで自然保護活動をしている。だから、環境問題には大いに関心を持っているのである。 で、電力のことに関していえば、わたしは、再生可能エネルギーによる発電が良いと考えている。 風力とか、太陽光とか、バイオマスとか、地熱発電な…

五月雨や 珈琲楽しむ テレワーク

わたしの会社は東京都にあるので、通勤や仕事場での密を避けるために、在宅勤務(テレワーク)が推奨されたため、なるべく出社を減らして、在宅勤務をしようということになっている。で、その結果、だいたい週に2日くらいは在宅勤務をするようになって、い…

夕立も うれしき本屋 いまは無し

「出版 3 社が丸紅と新会社設立に向け協議を開始 」というニュースを、わたしは、下記のブログで知った。出版3社というのは、講談社と、集英社と、小学館で、大手総合商社・丸紅と、出版流通における新会社を2021 年内の設立に向けて協議を開始したというこ…

遠慮なく ひとり涼しく ソロキャンプ

内閣府の国際比較調査で、「家族以外で相談や世話をしたり、されたりする親しい友人がいるか」を尋ねたところ、日本は31%が「同性、異性のいずれもいない」を選んだとの結果が出たそうである。日本、米国、ドイツ、スウェーデン、の4カ国の60歳以上に…

夏の夜 感染実験 コンサート

ヨーロッパでは、こんな実験が行われていたのか。知らなかった。わたしには思いもつかなかったのだが、そうか、やってみればいいんだ。 なんのことかというと、「新型コロナ禍で、いろいろな集会やコンサートなどが中止になっているが、新型コロナウイルスが…

新緑に 在宅勤務 歩きたや

わたしは、歩くのが好きである。 コロナ禍で、密を避けるということから在宅勤務が要請され、わたしの会社でもなるべく在宅勤務をしようということになった。その結果、在宅勤務の多いときは、出社の回数がコロナ以前の半分くらいになることもある。通勤がな…