だいたいは日々のなんでもないお話

日々の記録というか、忘備録。本が好きです。

万緑の 山を剥がして メガソーラー

わたしは、ボランティアで自然保護活動をしている。だから、環境問題には大いに関心を持っているのである。

で、電力のことに関していえば、わたしは、再生可能エネルギーによる発電が良いと考えている。 風力とか、太陽光とか、バイオマスとか、地熱発電などである。

ところが、最近、日本の各地の山で、メガソーラー問題というものが起きているというニュースを目にするようになった。「メガソーラー」というのは、大規模なソーラー発電所のことである。規模の大きなソーラー発電所を作るには、広い土地が必要になるわけであるが、住宅地にそんな広大なソーラーパネルを設置するわけにはいかないし、お金もかかるというので、山の中に作ろうとしているということである。作ろうとしている計画もたくさんあるし、すでに作られているところも結構あるのではないだろうか。何しろ山の中なので、人目につかないから、気がつかれていないだけというところもあるはずだと思う。

太陽の光から電気を作り出すのがソーラー発電なのだから、環境に優しい発電方法であることに間違いはないのであろうけれど、そのために山の中の広大な場所の木を伐ってしまうわけである。これは、いやいや、ちょっとまってくれと言いたくなるではないか。なんだかおかしくはないだろうか。せっかくの豊かな森を禿山(はげやま)にしてしまうということである。これはとりもなおさず、環境破壊以外の何物でもないと思う。これは、なにか間違っているのではないか、とわたしは思うのである。

 

www2.nhk.or.jp

  

ちょっと立ち止まって、もっといい方法を考えるべきではないだろうか。う〜む、といって、今のわたしに名案があるわけではないのだが。しかし、考えよう。このままでは、日本の森林破壊がどんどん進んでしまう。いかん、いかん。

 

f:id:foldingkayak:20210518014122j:plain

 

「万緑の 山を剥がして メガソーラー」