ヨーロッパでは、こんな実験が行われていたのか。知らなかった。わたしには思いもつかなかったのだが、そうか、やってみればいいんだ。
なんのことかというと、「新型コロナ禍で、いろいろな集会やコンサートなどが中止になっているが、新型コロナウイルスがコンサートでほんとうに多くの人に感染するのかどうか」という、スペインで実際に行われた実験のコンサートである。
この実験は、スペインのバルセロナで行われたらしいのだが、フランスのパリでも同様の実験コンサートが予定されているということである。このパリでの実験コンサートに出演予定のロックグループは、「コンサートに行くことがリスクでないことを証明し、同業者たちを助けたい」と語っているとのことである。(『東京新聞』2021年5月13日朝刊、より)
日本では、こんな実験をしようという声は出てきてないのであろうか。
とにかくやってみるという、こういう実験精神、なんだかいいなあと、わたしには思えるのだが。わたしもそうなのだが、ただ「文化は生きるということに欠かせないのだ!」と言うだけではなく、ではそのために、なにか、わたしにもできることはないのか、アイデアはないのか、ということを考えるようにしたい。
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