だいたいは日々のなんでもないお話

日々の記録というか、忘備録。本が好きです。

そば か うどん か

2024年2月20日の『東京新聞』の「筆洗」欄にこんな記事が載っていた。 東京の荻窪駅近くの立ち食いそば屋に若い女性がひとり入ってきて、食券を店の人に渡すと「そばですかうどんですかと」聞かれ、大抵はここで客は「うどんでおねがいします」とか「そばで…

『自然農という生きかた』

今週のお題「最近読んでるもの」 最近読んで良かった本はこれ。 川口由一、辻信一『自然農という生きかた』 (ゆっくり堂。23年9月) タイトルの通り、農業を営んでいる川口由一さんのお話を、辻信一さん(アクティビストであり文化人類学者)が聞くとい…

目とスマホ

わたしにとってもいまやスマホは眠っているとき以外はほんとに手放せないものと化しているように思う。だがしかし、あんまりスマホを使いすぎていると、目がしょぼしょぼしてくるというか、痛くなってくるというか、そんなような気がしていた。 スマホは目に…

仕組まれた楽しみ

先日、お昼に天麩羅うどんを食べた。 なぜだか、朝から天麩羅うどんが食べたいと言う気持ちがもくもくと湧いてきたのである。もともとうどんも天麩羅も大好きなので、そういう気持ちが湧いてくることにふしぎはないのであるが、なぜいまなのかはちょっと分か…

たのしみがまたひとつ

仕事上のことではないのであるが,何年もかけて望んでいた望みがひとつ,本日,成就した。 今度そこへ行くことがあると思う。 これがすごく楽しみなのである。 またひとつ,楽しみがふえたのである。よかった。

また楽しみがひとつ

7月は,わたくしの誕生月なのである。 だいたいはなにか美味しいものを食べるということになっているのである。 楽しみである。 また,楽しみがひとつふえた。うれしい。

おなかいっぱい

いま,わたしはお腹がいっぱいである。 どうしてかというと,きょうは身内でお祝いごとがあって,東京ディズニーランドのそばのホテル,ヒルトン東京ベイでランチ会があったのである。「ビュッフェ」というのかな,料理がたくさん並んでいて,そこにお客が行…

自給とネットワーク

『食べもの通信』という月刊誌がある(食べもの通信社発行,合同出版発売)。その2023年2月号に載っていた記事,平賀緑さんインタビュー 「食料不安 解決は地域に根ざすつながりから」 を読んだ。 そこに見つけた文を紹介したい。(平賀緑さんは,京都…

ていねいに食べる

「ていねいに食べる」などというタイトルで何かを書こうとしているのであるけれど,じつをいえば,わたしは若い頃はまったくていねいに食べることなどしていなかったのだ。わたしが若い頃にいちばん良く食べたものといえば,インスタントラーメンである。イ…

ていねいに生活してみる

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」 日々を過ごす,生きるということは,子どもの頃は遊ぶということだった気がする。そしておとなになってからは,それは,仕事をするということになった。そしていま,仕事もしているのだが,生きるというこ…

いろいろ

いろいろと,覚えるのは,からだ。脳ではない。 という気がする。

いろいろ飽きすぎ

どうしてわたしはこんなに飽きるのだろうか。このブログを書くということに飽きてしまったのか,前回の書き込みから随分と間が空いてしまった。 考えてみると,これまでもいろいろな新しいことを始めては,何ヶ月かくらいで飽きてしまうのか,続かないことが…

「たのしい」はゆっくりやってくる。わたしのベランダの森

わたしの家のベランダにある森を紹介したい。 「森」と言ってるのはわたしだけかもしれないのであるが,離れたところから眺めるのでなく,ぐぐっと近寄ってなかに入って眺めていると,まるで森の中にいるかのような気持ちになってくるのである。 写っている…

肉をハサミで切る

本日(2022年3月10日)の『東京新聞』朝刊にこんな記事を見つけた。 「生活雑貨メーカーのマーナが〈料理のハサミ〉を発売した」 「調理時に肉をハサミで切る人が多いことがわかり……刃先を細く薄くし、筋切りなど細かい作業をしやすくした」とのこと…

本日の失敗

わたしは、運動不足解消のためにスポーツジムに通っている。 で、本日も、ちょっと夜遅くなったのだけど、お風呂だけでもはいれたらいいかと思いながら行ったところ、看板のライトが付いていないではないか。 あれっ、と思いながらも玄関まで歩いていったの…

あけましておめでとうございます

2022年になった。 明けましておめでとうございます。 コロナ禍のため、「田舎に帰る」という、わたしのず〜〜っと続いてきた習慣が途切れてしまった。そうすると、年末年始のお休みというものを、一体どう過ごして良いものやら戸惑ってしまうのである。…

紙のマスコミ,動画のマスコミ

わたしが最近,webで読んだお話である。 ある大学の授業にゲストで呼ばれて出版企画の話をした出版社の人に,学生がした質問にこんなのがあったそうである。 「私は動画はめっちゃ見るんですが、紙は全然見ません。紙のマスコミって影響力あるんですか?」 h…

足湯ブーツってなんだ?

「足湯ブーツ」なるものの存在をご存知であろうか。 自宅で足湯ができるのである。それだけならば、まあお風呂場の洗面器にお湯を入れたり、湯船にお湯を張って、足をつければ、「自宅で足湯」はできないことはないのである。しかしこれのすごいところは、「…

パンダの手拭い

絶滅危惧種とまではいっていないと思うのだが、昔は至るところにあったし、みんな使っていたのだけれど、このところあまり見かけないものの一つに「手拭い」というものがあると思うのだがどうだろうか。最近見かけるとしても、お祭りのときのはちまきとか、…

塀のなか大木の根は外にあり

高級住宅街を通ると、だいたいは高い塀が続いている。だからして、歩いていてもずっと塀を眺めることになるので、あまり楽しくはない。まあその塀の上からは木々や花などが顔をのぞかせていることもあるが、人の目の高さには延々と塀しか見えない。 散歩はだ…

おあずけの新酒ようやく呑めにけり

東京都のコロナ禍による緊急事態宣言が解除された。そして、禁じられていた飲食店でのお酒の提供が、可能になった。 わたしは以前、「アルコールが消えた」というタイトルで、わたしがお昼を食べるためによく行く食堂でアルコールの提供がなくなった話を書い…

スマホ見て本は無けれど読書の秋

最近の絶滅危惧種の絶滅の原因はスマホであることが多い。携帯電話は最近はスマートフォンと呼ばれているが、名前の通り基本は「携帯可能な電話機」であるから、これが普及すれば、その他の電話機が駆逐されるのは当然、時間の問題である。 実際、公衆電話は…

見上げれば秋澄みにけり宇宙の果て

本日(2021年9月19日)の『東京新聞』朝刊「フロンティア発」欄に「宇宙線の起源は〈超新星残骸〉」という記事が載っていた。 わたしは、「宇宙線」というものは、地球の近くということでいえば、太陽から、そしてそれ以外にも、太陽よりも遥かに遠い…

新酒飲み本を開けば夜も更けて

前回、大阪の小さな書店、隆祥館書店の二村さんという書店主の紹介記事について書いた。 kwsk.hatenablog.jp その記事には、こんな、小さな書店の抱える問題についての記述もあったのである。 「ランク配本という制度があります。本は取次という卸会社から各…

秋の雨本屋に入ればいつか晴れ

本日の『東京新聞』朝刊の「あの人に迫る」に、大阪の書店主が登場していた。わたしは仕事が本に関係する者なので、これは読まなくてはと思い、読んだところ、なかなかよかった。わたしにとってかなり感動的な内容であった。 記事のタイトルはこうである。「…

野のものは野に命ありて風薫る

わたしが最近読んで、とても良かったと思った本があるので、その紹介をしたい。 『命の意味 命のしるし』上橋菜穂子・齊藤慶輔著、講談社、2017年1月。 この本は、「野のものは、野に帰してやりたい」という言葉の意味を、それを物語という方法で考えてきて…

バイオマス発電できて扇風機

わたしは、再生可能エネルギーのことをこれまでに何度も書いてきた。基本的には、わたしは再生可能エネルギーには大賛成である。 その、再生可能エネルギーの一つに、「バイオマス発電」というものがある。「バイオマス」というのは、化石燃料以外の生物(バ…

雲が出てソーラパネルも昼寝かな

最近、「メガソーラー」と言う言葉がメディアによく出てきている気がする。大規模太陽光発電のことである。太陽光発電といえば、再生可能エネルギー(太陽光・風力・地熱・中小水力・バイオマスなど)であるからして、エスディジーズ=持続可能な開発目標(S…

コロナ禍に発酵食あり打ち水や

わたしは、きょう、人生で初めて「マグロ納豆」というものを食べた。 わたしは、発酵食品はだいたい好きなのである。ぬか漬けも、キムチも、味噌も、ヨーグルトも、チーズももちろん大好きである。日本酒もワインも好きであるがこれはちょっと違うのかな。と…

夏の空クマのプーさん浮かんでる

最近、知人に教えられて、ベンジャミン・ホフ『タオのプーさん』(平河出版社、1989年2月)を読みはじめた。 どういう本かというと、カバー袖にはこう書かれている。 「タオってなんだろ? くまのプーさんと仲間の動物たちが登場し、 著者といっしょに…