だいたいは日々のなんでもないお話

日々の記録というか、忘備録。本が好きです。

2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

小出版社の心意気

『週刊朝日』2007年10月12日号に、「〈一冊の本〉が人生を変えることもある―小出版社の心意気」という記事が出ていました。小出版社の社員としては気になります。 記事の中では、社員1人から4人くらいの出版社が紹介されていました。中には、社員は2人なん…

 2007年10月10日の各新聞によると、隔週刊の雑誌『ダカーポ』(マガジンハウス)が、12月5日発売号(620号)で休刊するとのことです。まあ、620号続いたというのはなかなか長いと思います。

ところで、売れているときには20万部発行していたらしいのですが、さて、では何万部に減ったので休刊に決定したのでしょうか? どう思いますか? 半分の10万部くらい。それともそのまた半分の5万部くらいでしょうか?答えは8万部です。それにしても、私のよ…

9月1日の当ブログで、『イミダス』と『知恵蔵』の休刊が決まったが、その部数はどれくらいだったと思いますか? と書いたまま、その答えを書いていませんでした。

2007-09-01 ■[出版]『イミダス』『知恵蔵』休刊 http://d.hatena.ne.jp/foldingkayak/20070901/1188643407 答えは、13〜14万部です。 どちらも最盛期(1990年前後)には100万部ほど発行していたということなので、8分の1にまで落ち込んでいたのですね。 で…

本日は、単行本の最終校正が印刷所から出てきました。 もうここまできたら、あとは、よほど変なところがないかをチェックするだけです。一日かけて校正を終えました。明日、印刷所に戻したら、あとはできあがってくるのを待つだけです。この時間は非常に楽し…

新刊編集の最終段階

月曜日がデータ渡しの締め切りの単行本があるので、本日も出勤。イラストレーターから上がってきたイラストを本文中に配置して、プリントアウトして、目次の最終チェックをします。あとは最終校正をして終了の予定です。ところでじつは装丁がまだ上がってき…

西成活裕『渋滞学』(新潮選書、2006年9月20日、1260円)を読みました。「渋滞学」って何だろう、「渋滞」をどう研究するというのだろうか、というのが、この書名を見てまず思ったことです。 この本の裏表紙の文章によると、「人混み、車、アリ、インターネ…