だいたいは日々のなんでもないお話

日々の記録というか、忘備録。本が好きです。

出版

紙のマスコミ,動画のマスコミ

わたしが最近,webで読んだお話である。 ある大学の授業にゲストで呼ばれて出版企画の話をした出版社の人に,学生がした質問にこんなのがあったそうである。 「私は動画はめっちゃ見るんですが、紙は全然見ません。紙のマスコミって影響力あるんですか?」 h…

YouTubeはやっぱり世の中を変えていると思う

このはてなブログには、「読者になる」という機能があるのはみなさんご存知と思う。 わたしが読者になっている、下記のはてなブログ「中世文学漫歩」で知ったことを、今日は書こうと思う。 mamedlit.hatenablog.com 勝手にこんな紹介をしていいのかどうか分…

わたしは基本的に,世の中の流行とはあまり関係のない生活をしているつもりだった。 ところで,最近の我が家のブームは,家族の誕生会を,外食でなく自宅で料理を作っての食事会です。ちょっと前までは誕生会はほぼ外食だったのにです。しかし,これって,考…

小出版社の心意気

『週刊朝日』2007年10月12日号に、「〈一冊の本〉が人生を変えることもある―小出版社の心意気」という記事が出ていました。小出版社の社員としては気になります。 記事の中では、社員1人から4人くらいの出版社が紹介されていました。中には、社員は2人なん…

 2007年10月10日の各新聞によると、隔週刊の雑誌『ダカーポ』(マガジンハウス)が、12月5日発売号(620号)で休刊するとのことです。まあ、620号続いたというのはなかなか長いと思います。

ところで、売れているときには20万部発行していたらしいのですが、さて、では何万部に減ったので休刊に決定したのでしょうか? どう思いますか? 半分の10万部くらい。それともそのまた半分の5万部くらいでしょうか?答えは8万部です。それにしても、私のよ…

9月1日の当ブログで、『イミダス』と『知恵蔵』の休刊が決まったが、その部数はどれくらいだったと思いますか? と書いたまま、その答えを書いていませんでした。

2007-09-01 ■[出版]『イミダス』『知恵蔵』休刊 http://d.hatena.ne.jp/foldingkayak/20070901/1188643407 答えは、13〜14万部です。 どちらも最盛期(1990年前後)には100万部ほど発行していたということなので、8分の1にまで落ち込んでいたのですね。 で…

『イミダス』『知恵蔵』休刊

以前,このブログで,2007年上半期(1〜6月)の出版物販売金額が昨年に比べて減っているということを書きました。 http://d.hatena.ne.jp/foldingkayak/20070811/1187403878「なぜ本が売れなくなってきているんだろうか?」というのは,わたし自身もここ何…

雑誌の部数2

『朝日新聞』によれば、 『諸君!』の部数は、8万2000部、 『正論』は、8万7000部、 『WiLL』は、6〜7万部、 とのことです。 だいたい、おおざっぱな推論通りの部数でした。 でも、わたしが最初に『朝日新聞』の記事を読んで感じたのは、「結構…

雑誌の部数1

8月22日(水)の『朝日新聞』朝刊に、「曲がり角の保守系論壇誌 新路線探る「しにせ」」というタイトルの記事が載っていました。 その記事の中に、『諸君!』と『正論』と『WiLL』の発行部数が載っていました。3誌とも部数が同じくらいでしたが、何部だ…

今年前半の出版界

『新文化』という出版界の専門紙(週刊)があります。わたしの会社でも購読していますが,8月2日号に,2007年上半期(1〜6月)の出版物販売金額が発表されていました。それによると,前年同期比で,書籍は3.9%減の4886億円,雑誌も2.9%減の5839億円と…