だいたいは日々のなんでもないお話

日々の記録というか、忘備録。本が好きです。

YouTubeはやっぱり世の中を変えていると思う

このはてなブログには、「読者になる」という機能があるのはみなさんご存知と思う。

わたしが読者になっている、下記のはてなブログ「中世文学漫歩」で知ったことを、今日は書こうと思う。

mamedlit.hatenablog.com

勝手にこんな紹介をしていいのかどうか分からないのだが、ブログで公開していらっしゃるのだから良しと解釈して紹介させていただく。

このブログを読んで知ったのだが、You Tubeのオンラインミーティング「2/6 Don’t Be Silent #わきまえない女​ たち」という動画がある。もちろんわたしは見たのだが、今でも見られると思う。

www.youtube.com

東京五輪パラリンピック組織委員会森喜朗会長が女性蔑視発言をして、辞任したのだが、それは2月12日のことなので、この動画は辞任が決まる前のことである。この経緯についてはもう大きなニュースになっているのでここには書かないが、下記のようなニュースでもう知られていることと思う。

news.yahoo.co.jp

この森喜朗さんの発言の背後にある日本社会の問題を、24人の女性の視点から、しかもかなりいろいろな仕事や活動をしている女性がいまも、あるいはこれまでに活動してきている中で実際にご自身が受けた、同じような男社会からのわきまえ圧力などの話をされている。そしてこれからそういう社会を変えていくにはどうしたらいいのか、自分たちはどうしたいのかということまで、しっかりとみなさん述べられている。

これでもちろん日本の社会がすぐにどうこうなるというものではないと思うのだが、少しずつは変わっていく一つのきっかけになると思う。とにかく、問題に対してこんなに素早くきっちりと対処して自分たちの意見を公表するというこの行動力に感服した。今後の活動も含めて期待したい。楽しみである。

ところで、この意見表明は、YouTube というもの?仕組み?を使って公表されたわけだが、以前ならば、きっと新聞や雑誌や書籍を使っていたのではないかと思う。YouTubeの方が即座に自分たちの思うようにできるということなのだろうか。出版界に身を置くわたしとしては、そこのところがちょっと残念というか悔しい思いがある。でも、こういうことが即座に可能になったということは、喜ぶべきことではあると思うのだ。歓迎すべき変化だろう。出版界もその変化についてゆかねばならないのだと思う。わたしも、変化を楽しみたい。