だいたいは日々のなんでもないお話

日々の記録というか、忘備録。本が好きです。

2010-01-01から1年間の記事一覧

最近はじまった(だと思う)サービスに「Suono Dolce」という,インターネットで聞けるラジオがあります。「丸の内からお届けするラブソング」というのがうたい文句の番組です。 パソコンからはもちろんですが,iPhoneでも聞けるので,とっても便利です。 こ…

アマゾンの「キンドル」が日本でも買えるようになりました。そして,1か月ほど後には,アップルの「iPad」が発売になるというので,今年2010年は,電子書籍元年になるだろうと,出版業界では騒がれています。もちろん,わたしもその騒いでいる一員です。

そして渦中の一人として,今年,これからどうなるのか大変楽しみにしています。 ただ楽しみに待つだけでなく,いまの時点でのわたしの考えていることを,(自分用のメモとしてですが)書き留めておきたいと思い,書いてみました。目次 電子本騒ぎ/電子本と…

わたしは基本的に,世の中の流行とはあまり関係のない生活をしているつもりだった。 ところで,最近の我が家のブームは,家族の誕生会を,外食でなく自宅で料理を作っての食事会です。ちょっと前までは誕生会はほぼ外食だったのにです。しかし,これって,考…

駅前で地域情報紙を配っていた。

自宅で購読している新聞にもいつもチラシと一緒にはいってきている物なので,わたしは受け取らなかった。けれど,最近は若い人たちが新聞を購読していないらしい。そんな若者に読んでもらいたければ,これからはこうやって路上で配るしかないのかな? それと…

「物としての本 装丁家が提起」というタイトルの記事が『日本経済新聞』2010年2月9日夕刊に載っていました。

「押し寄せる電子化の波にあらがうかのように,装丁家たちが,丹精込めた「紙の本」を代に送り出す」 ということで,小学館の『東と西1』や白水社の『戦争と美術と人間』が取り上げられていました。この本はそれぞれ,装丁家の池田進吾と司修が手がけている…

作家の夏樹静子さんがこんなことを書いている。

17年前に心身症で腰痛になり椅子に腰掛けられなくなり,その話を『椅子がこわい』という闘病記として出版したが,そのご治って元気に過ごしていたが,「近年ちょっと膝を痛め,身辺至るところに椅子を置き始めた。最近それに気付いて,かつては椅子に掛ける…

糸井重里『ほぼ日刊イトイ新聞の本』(2004年10月15日,講談社文庫,本体590円)を読んだ。

ぼくは,糸井さんのweb「ほぼ日刊イトイ新聞」の熱心な読者ではない。が,「ほぼ日刊イトイ新聞」は大好きです。「ほぼ日手帳」も2冊使いました(つまり,2年間弱使っていたということ)。今は,iPhoneでスケジュール管理や住所録を活用しているので,ほぼ…

中沢新一・波多野一郎『イカの哲学』(集英社新書,2008年2月20日,本体680円)を読みました。

書名の「イカの哲学」ってなんだろう? と思って手にとってみたのですが,この書名からは中身を想像できず,読むべきかどうか一瞬悩みました。 が,そういえば最近『プルーストとイカ』という本も出ていたよな,と思い,「イカ」にひかれて買ってみました。…