人生に悩むみゃー先生著『明日も元気に学校に来てください』(パレード,2024年1月)を読んだ。
タイトルに「学校」とあるし,著者名に「先生」とあることからわかると思うのであるが,中身は学校の話である。著者はもちろん教師なのだけれど,どうやら今は正規の教員ではなく,臨時講師などをしているようである。
それに,教師というと,多くの人は大学の教育学部に入って,卒業と同時に教員になって,という道を歩むと思うのであるが,そもそもこの著者は大学の教育学部を卒業するのではあるが,なぜか就職は民間企業にしたのである。それで7年ほど後にようやく小学校の教員になったとのことである。なんでだろう。
本は,四六版で128ページで,小学生の頃の夢が「マンガの描ける教師になること」だったという著者だけに,文字だけでなくマンガもいっぱいあるので,スラスラと面白く読めた。
わたしが感心したのは,著者がじつによく子どもたちのことを見ていて,その面白いと言うか,変な行動をしっかりと記録してくれていることである。じつに楽しい子どもたちの姿が書かれていて,楽しい。
わたしは先生ではないのだけれど楽しめたのであるから,先生が読むともっと楽しいのではないだろうかと予想する。だがしかし,身につまされてあまり楽しめないということも考えられる。どっちなんだろうか。でも学校の先生が授業などの仕事をするにあたっての役に立ちそうなお話もたくさん書かれているので,先生なら読むとよいのではないかなと思う。おすすめである。