だいたいは日々のなんでもないお話

日々の記録というか、忘備録。本が好きです。

夏の空クマのプーさん浮かんでる

最近、知人に教えられて、ベンジャミン・ホフ『タオのプーさん』(平河出版社、1989年2月)を読みはじめた。

どういう本かというと、カバー袖にはこう書かれている。

「タオってなんだろ?

くまのプーさんと仲間の動物たちが登場し、

著者といっしょに考えて?!いく。

クマのプーさんをとおして

タオイズの原理をやさしく説明し、

タオイズムの原理をとおして

クマのプーさんを解釈した

ユニークな物語。」

 

というわけで、A.A.ミルンの『クマのプーさん』を引用しながら「タオ」の思想(?)を解説していると思われる本であると思う。まだ全部読み終えていないので断言はできかねるのであるが。

この『クマのプーさん』というのは、ぬいぐるみのくまさんが主人公の子ども向けの読み物で、わたしもその名はよく知っていたし、絵もいろんな機会に見たことがあったので、なんとなくそのお話しの中身も知っているものとばかり思っていた。

 

 

ところが、この『タオのプーさん』を読み進めていくうちに、どうやらわたしは『クマのプーさん』の物語をちゃんと読んだことがないのではないだろうかということに気がついた。これではいけないと思い、『タオのプーさん』を読むのを途中でやめて、本家本元(?)の『クマのプーさん』を読むことにしたというわけである。

なので、いま、わたしは、ミルンの『クマのプーさん』を一生懸命読んでいるところである。で、これがけっこう面白いのである。じつにとぼけた登場人物というか、登場動物たちのオンパレードで、とっても楽しくお話が展開していくのである。クマのプーさんがときどき詩を披露したりもするのであるが、その詩がまたわけが分からなくて楽しい。

 

さて、この『クマのプーさん』と『タオのプーさん』のつながりはどうなっているのか。それはわたしにとって、今後の課題である。『クマのプーさん』を読み終えたら、中断している『タオのプーさん』を読みはじめなくては。

 

ところで、今週のお題が「住みたい場所、教えてください」である事に気がついた。

いまわたしが住みたいところは、もちろん、クマのプーさんが住んでいる森である。百町森のプー横丁かな。

 

「夏の空クマのプーさん浮かんでる」

「せっかくの夏至に雨降りクマのプーさん

「夏木立コマのプーさん昼寝中」

「夏の日もクマのプーさん歌つくる」

「コロナ禍やクマのプーさんどこに行く」

「森暑しクマのプーさん迷子なり」

 

 

今週のお題「住みたい場所」