だいたいは日々のなんでもないお話

日々の記録というか、忘備録。本が好きです。

五十肩からスポーツジムに

東京の緊急事態宣言で、わたしの通っているスポーツジムも時短になっていたのだが、最近それも解除された。わたしがジムに通い始めたきっかけは、肩こりである。

肩こりにはずっと悩んでいたのだが、あるとき突然、いわゆる「五十肩」というのになったのだった。腕が上にあげられないし、上げようとするととっても痛くて我慢できない。これには随分と苦しんだ。人によっては全然ならない人もいるし、わたしのように長い期間ずっと痛い日々が続く人もいるようである。わたしはかなり最悪の部類だったようである。整体にはもちろんいったし、病院にも行ったのだが、ほとんど何も効かなかった。

これに懲りて、以後は運動不足にならないために色々と試みた。まず始めたのはジョギングである。しかしこれはしんどいので続かなかった。ならばというわけで走るのを止めて歩くことにした。そう、散歩である。これは楽なだけあってかなり続けることができた。しかしなんとしたことか、気がつくとこれもだんだんしなくなっていた。寒い日とか、雨が降るともうだめである。で、なんとなく散歩すら続かないという情けないことになっていたことにある日ふと気がついた。これではいけない。

なんとかしなくては。またあの五十肩の再来だけは嫌だ、というわけで、考えた。なぜ続かないのだろうか? そして得た結論がこれである。「お金をかけていないからではないか?」

そうか、そういうことか。わかった。それなら会費を払って運動するようにすればいいのだな。というわけで、スポーツジムに入会する決心をした。

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(わたしはこんなバーベルを持ち上げるような激しいことはまずやらない)


最初は、なんでタダでできる散歩や体操などを、わざわざお金を払ってしなければいけないのかと、1万円近い月謝を払ってまで入会することには抵抗があったのだが、なぜ入会の決心がついたかというと、ジムにはお風呂があることが決め手になったのである。わたしは銭湯というか、大きいお風呂が好きなのだった。毎日とは行かなくとも、週の半分以上通えば、銭湯に行くのと同じくらいのお金ですむということに気がついたのだ。銭湯に行くついでに運動もできると思えばまあいいのではないかというわけである。サウナもあるし。そんな軟弱な理由で納得して、やっと入会の決心がついたのだった。

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(大きなお風呂で手足を伸ばすのはほんとに気持ちいい。しあわせ。)