だいたいは日々のなんでもないお話

日々の記録というか、忘備録。本が好きです。

歩く

わたしの好きなことの一つに、「歩く」ことがある。

理由は自分でもよくわからないのだが、わたしはたぶん他の人に比べて歩くことが好きだと思っている。走るのはちょっとしんどいのでそんなに好きではないし、じっさい滅多なことでは走らない。

でもたとえば目的の駅の一つ手前の駅で降りて、ひと駅分、大体15分くらいだと思うのだが、歩くことは時たま実行している。だから「わたしは歩くことが好きです」と公言しても良いと思っている。30分くらいだったら、歩いて行くか、と思うことが多い。

歩くというのは、その他の移動手段と比べると遅い。だが、一歩一歩手を振りながら足を前に出せば確実に進む、その感触が好きなのかもしれない。ゆっくりだけど着実。自分の力で少しずつだが確実に前に進んでいるという実感。自転車や車よりもずっと遅いんだけど、何の助けも得ず自分の力だけで進んでいるというのがいいのかもしれない。「ゆっくり」ということも好きな理由の一つかもしれない。途中でなにか見つけたときにはそこですぐに道草が食えるというのもいい。

うーむ、つまるところ、わたしはのんびり屋さんだということなのか。まあいい。歩いていると楽しいのだから。よしとしよう。