昨年の春の、わたしの家で起きた怪事件のことを、以前のブログに書いた。
物干しの針金ハンガーが何者かに持ち去られるという事件である。現行犯を見たわけではないので、推測でしかないのではあるが、犯人は、カラスにまず間違いないであろうという話である。
さて、また春がやってきた。そろそろ気をつけないといけないかもしれないな、と思いつつも、まだ針金のハンガーを使っていた。
そしてまた事件は起きた。やっぱりカラスに違いない。数日前の早朝、カーカーという大きな鳴き声が間近に聞こえて、起こされてしまい、なんだろうとおもって窓を開けると、またもやカラスがひときわ大きく鳴いたのである。その声の方を見てみたが、すでに姿はなかった。
が、やっぱり、針金ハンガーが下に落ちていた。窓が開いたことに驚いたカラスが落っことしていったに違いない。もっとも今回も現場を見たわけではないので、万が一、違うかもしれない可能性はあるのである。間違ってたら申し訳ないとは思うのだが、いやこれは間違いなくカラスだろうなあ。
明日からは、夏が来てカラスの巣作りが終わるまでは、針金ハンガーを使うのはやめよう。