だいたいは日々のなんでもないお話

日々の記録というか、忘備録。本が好きです。

暖かくなってきた

まだ3月ではあるが、きょう、東京は暖かかった。コートはもう不要だった。

それに東京は、コロナ禍による緊急事態宣言が解除されたこともあって、この陽気で、これまで家にこもっていた人たちが、ドットとは言わないまでも、かなりの人びとがお出かけをしたのではないだろうか。

というのは、わたしは仕事で会社に行ったのだけれど、お昼にいつも利用するお気に入りの食堂にいったところ、なんとお客さんが並んで行列ができていたのである。いや、考えてみたら、この食堂は人気のあるお店で、コロナ以前には、この行列は珍しくもなかったのだった。しかし、新型コロナ以来、お客の数がぐんと減って、行列ができることはほぼなかったと思う。そう、そんな状態がもう1年ほど続いていたので、わたしはすっかり、この店が行列のできる店だということを忘れていたのだ。

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(もちろんこの絵のような密には並んでいなかったのだが)

 

なんだか、この行列、そう、ほんとに久しぶりの行列をみて、なんといったらいいのだろうか、懐かしさがこみ上げてきてしまったのだった。ひょっとしたら、こんなふうに少しずつもとの生活が戻ってくるのかもしれない、とおもえた。

さて、これからどうなるのだろうか。新規感染者数が、今後そんなに増えなければ、こうして徐々に、以前の暮らしに戻るのかもしれないなあ。