だいたいは日々のなんでもないお話

日々の記録というか、忘備録。本が好きです。

デジタルは場所を取る

わたしが購読している新聞に、こんな話が載っていた。

岐阜県の小学校で、机の面積を広げる学習ボードが開発されたというお話。今までだと机の上には、教科書と他の資料を広げるだけだったところに、タブレットも置かなくてはならなくなって、今の机の広さでは置ききれないことがあるという。そこで、机を広くする工夫を公務員さんが考えて、実施して子どもたちに好評だという話である。(『東京新聞』2021年3月27日の朝刊)

確かに小学生の机は小さい。そして最近の教科書というのはカラーだし大きさも昔に比べると大きくなっているので、教科書と年表などの資料とノートを広げるともういっぱいになるだろうと思う。そこに、最近はタブレットというものが増えたわけだ。これらを全部いっぺんに広げるとなると、きびしいだろう。なかには机の上に並べきれない参考書を床において授業を受けている子もいるそうだ。

そういう子どもたちの姿を見た校長が、校務員さんに相談して、机の上において面積を広げることができるボードを作ったそうだ。

最近の学校にはタブレットがどんどん普及しているそうだから、まあゆくゆくは机がもっと大きいものに変わってゆくのだろうと思う。タブレットって、どれくらい普及しているのだろうか。ほとんどすべての小学校で使われているのかなあ。どちにしても、デジタル庁というのが作られる予定があるみたいだから、学校へのデジタル機器の普及はどんどん進むんだろうなあ。

 

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