わたしは花は好きだが、まったく詳しくはない。
この写真の木の花だって、そんなに派手な花ではまったくないのだが、通り道にあるので気になっていたのだ。が、なんという花なのかは知らなかった。まったくわからないままだった。ところがある日、ふとみると、根本ちかくに名札がかかっているのに気がついた。なんだろうと思って見てみた。
「こぶし」と書かれていた。「こぶしの花」というのは聞いたことがある。歌詞として聞いたことがあったような気がする。そうか、これが「こぶし」という木であり花なのか。
（この写真は、わたしがいつも見ている木の写真ではない）
ネットでも調べてみたところ、こぶしは、モクレンの仲間だということだ。そういえば、似ているなあ、モクレンと。
わたしは、こういう「こぶし」のような、あまり派手でない花が好きなような気がする。大きな花がバーンと有るよりは、小さな花がちまちまといっぱいあるほうが好きだと思う。が、まあどっちにしても、花はいいなあ。
＊「こぶし」のことを調べていて、ふと頭に浮かんできたことば。
「こぶしをここに運ぶし」
