だいたいは日々のなんでもないお話

日々の記録というか、忘備録。本が好きです。

ご飯とおかずのバランスの良い食べ方

いまも言われているのだろうか。

わたしが子どもの頃は給食を食べるときなどに、「ご飯とおかずをバランスよく食べましょう」と言われた記憶がある。だから今でもときどきそれを思い出して、なんとなくご飯とおかずをまんべんなくできるだけ交互に食べるようにしているような気がする。「三角食べ」という言い方がされていたかもしれない。ご飯と、味噌汁と、おかずの3つを順番に食べると、箸の移動経路が三角形になるというわけだ。うろ覚えで書いてはいけないと思い、ネット検索してみたところ、あったあった。やはり記憶は正しかったようだ。もっとも、いまはこの三角食べ方式は指導されていないらしい。

 

三角食べ - Wikipedia

 

しかし、友人などと一緒に食事に行くと、たまに、おかずばかりせっせと食べて、ご飯がまだ残っているのにおかずが無くなってしまうというひとがいる。そんなときにはちょっと不思議に思ってしまう。おかずばかり先に食べるとそういう結果になるということは当たり前の現象であると思うのだが、どうして、そのひとはそういう未来が想定できないのであろうか。

しかしわたしも、じつを言うとそう偉そうなことは言ってられないのである。わたしの場合、一つだけ例外があるのだ。それは魚である。わたしが不器用だからかもしれないが、魚の身をきれいにとって食べようとすることに気持ちが集中してしまうと、一生懸命魚ばかり食べてしまい、あっと気がつくと、魚は殆どなくなっているのに、茶碗のご飯はほとんど全部残っているという事態が生じるのだ。あ〜またやってしまった、と後悔するのだが、とき既に遅しである。仕方がないので、残っといる味噌汁やお新香をおかずにご飯を食べなくてはならない羽目に陥るのである。こればかりは未だに直らない。困ったもんだ。

人生、何事もバランスよくこなしていきたいもんだと願っているのだけれど、ついつい夢中になってしまうということは起こるものなのだ。そう、そういうものなのだということをちゃんと自覚して生きていくぞ。これからは。バランス、バランス……

 

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