だいたいは日々のなんでもないお話

日々の記録というか、忘備録。本が好きです。

煮干しの日は、煮干しのことを知ろう

今回もまた煮干しの話。しつこくて申し訳ないが、わたしは煮干しのことが大好きなのでご勘弁を。

今日、2月14日は煮干しの日である。

ところで「煮干し」って何であるか、みなさんはご存知なんだろうか。読んで字のごとく「煮て干したもの」である。そのまんまなのだが、では一体何を煮ているのか?

 

それは「カタクチイワシ」という魚なのだ。煮干しって、身長というか長さはだいたい10センチよりちょっと短いくらいである。煮て干されてしまって縮んでいるのだろうが、もともと海の中で泳いでいるときだってそんなに大きいわけではない。せいぜい15センチ位が普通の大きさの、小型魚である。煮干しにされるのはもう大人になったカタクチイワシなのだが、まだ小さな子どものときに取られたものは、シラスとして丼にして食べられたり、チリメンジャコにされたりと、なかなか多難な魚なのである。赤ちゃんのときから大人になってまで、人間に追いかけ回される可愛そうな魚なのである。でも、食べても美味しいし、出汁をひいても美味しいのだ。わたしたち人間にとっては、とくに日本人にとっては無くてはならない魚と言ってよい。日本に暮らしている人だったら大抵の人はだれでもお世話になっているはず。

 

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