だいたいは日々のなんでもないお話

日々の記録というか、忘備録。本が好きです。

梅が開花

今日は暖かかった〜。というか昼間はもう暑いと言っていいくらいの陽気であった。いまが2月であることを一瞬忘れてしまったかのような気候であった。

そういう日には、わたしたち人間は家にこもってないでついフラフラと出歩いてみたり上着を脱いで歩いてみたりするわけであるが、植物は歩かないのでかどうかわからないが、花を咲かせるのだろう。最近友人にいただいたばかりの、我が家の梅が一気に花開いてしまった。こんなにいっぺんに開いてしまっていいものなのだろうか。いいのかどうかよくわからないので、ちょっと心配になってしまうのだが、しかしどうすることもできない。ただ見守るだけである。

f:id:foldingkayak:20210223012738j:plain

梅の花って、いいなあ。春の花といえばまあ桜なのだろうが、その前にひっそりと咲く梅も素敵であると思う。わたしは桜も、道端に咲いていると思わず見上げてしまうし、急いでいない時は桜の木の下でしばらく上を見上げたまま見入ってしまうこともあるくらい好きだが、しかし梅も捨てがたいと思う。

わざわざ送ってくれた友のおかげで、自宅にいながらにして梅が鑑賞できる。なかなかの幸せである。コロナ禍の状況下ではこういう、自宅で楽しむことができるものが求められているのではないだろうか。パーティとかお披露目会など用の華やかな花は売れなくなっているのだろうが、こういう、自宅で楽しむ花は売れているのではないかと予想するが、どうなのだろうか。

地味が見直されているとしたら、それはコロナ禍でのしめたの一つではないだろうか。わたしはいいことだと思う。よかった、よかった。