だいたいは日々のなんでもないお話

日々の記録というか、忘備録。本が好きです。

不要不急

わたしは東京都に住んでいるのだが、1か月間、2月7日までの緊急事態宣言が延長になった。この緊急事態宣言に伴って、飲食店の営業を午後8時までにするとか、可能な限り在宅勤務にするとか、午後8時以降は外出を避けるとか、三密を避けるためのいろいろな自粛要請が出ている。この自粛生活も1か月だと思い耐えようと思ってきたが、緊急事態宣言が延長となると、この自粛生活も延長になるのだろう。あともう1ヶ月か。その後はどうなるのだろうか。

不要不急の外出は避けてということだが、不要不急とはなんだろう。外食や宴会、そしてコンサートや芝居、ライブハウスでの演奏などなど文化的催しなどがそうなのだろうか。たしかに不急と言われればその通りかもしれない。しかし、不要といわれると、え、そうなの? と首を傾げたくなる。音楽や物語って、人間にとって不要とは言えないものだと思う。それどころか無くてはならないものではないのだろうか。直に聞く直に見ることは必要なのではないだろうか。生きるって、そういうことが生きるってことではないのか。

だから、ただ自粛自粛一辺倒ではなく、楽しく生きる、というか生きるということと楽しくということは同義であるべきと思うのだ。だから、(楽しく)生きることと新型コロナ感染防止対策とをバランスよく取りつつ生きていけるような方策を考えないといけないのではなかと思う。

飲食店は出前という対応を探っているし、音楽や講演はオンライン対応を模索したりしている。会社は在宅勤務を増やそうとしている。まだまだそれらの対応が板についたとは言い難いが、なんとかなってほしいと願っている。ほんとはそういうことをみんながわいわい相談しあえるといいのだろうが、それもままならない。思わず上を見上げてふうと息を吐いてしまうがあきらめないでいたい。考えなくては。しかし密集なしでいいアイデアを考えるのって難しいなあ。