だいたいは日々のなんでもないお話

日々の記録というか、忘備録。本が好きです。

上弦の三日月

きょう、夕刻、歩きながらなんとなく上を向いたら、空に見事な三日月を見つけて、なんだかとっても幸せな気持ちが湧いてきた。

ほとんど毎日誰でも見えているであろう月が見えたからと言って喜んでいる。わたしはつくづく単純な人間だなあと我ながら呆れてしまうが、しばらく見とれて楽しい時間が過ごせたので、よかったよかった。

でも考えてみると月を見上げてぼ〜としている人を見かけたことはないような気がする。東京ではそんなことをしていたらほかの人や自転車と衝突してしまうかもしれないなあ。気をつけなくては。しかし月はやっぱりいい。太陽は見るわけにはいかないし、星は小さいから。やっぱり人にぶつかられるかもしれないが時には立ち止まって月を見ていたい。生きている間の幸せな時間がちょっと増えるのだから。

 

これがわたしの見た月の写真ではないのだが、わたしが今日見つけた月とほぼ同じ感じの月の写真。きれいだなあ。

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