だいたいは日々のなんでもないお話

日々の記録というか、忘備録。本が好きです。

2020年12月31日

きょうは12月31日。大晦日(おおみそか)だ。というわけで、この1年を振り返ってみたい。

なんと言ってもやはりコロナ禍だ。私生活はもちろん仕事生活もガラリと変わってしまった。とにかくほとんど出かけないので、自宅で過ごす時間が倍増というか3倍位に増えた気がする。年初の頃は、夏になれば収まるだろうと予想していたのだが見事に外れてしまった。しかもよもやそういう生活が1年も続くとは思いもしていなかった。

仕事という面でいうとマイナスの影響が大きいのだが、私生活の面ではプラスの影響が大きいかもしれない。もちろん人によってぜんぜん違う影響があるとは思うが、わたしに関して言えばの話なのだが、日頃後回しにしていた片付けや大きな掃除などがかなりできたのだ。

そしてもう一つ大きな変化は、オンラインの活用だ。特にZOOMを使っての様々な会議やセミナー、講座、講演会の実施や参加である。場所を問わない参加が可能であるということが大変快適である。参加するための時間や交通費がかからないということもなかなか良い。いろいろなことのオンライン化は今後もとどまらず進むのではないかと予想する。

オンラインの便利さを享受するのと同時に考えさせられたのが、実際に会うことの良さである。会議などを、リアルに会う人とZOOMで参加する人との両方を交えて開催することがしばしばあったのだが、もちろんZOOM参加の人も意見は述べられるのであるけれど、なんとなく話し合うという感じにならないような気がする。話し合うことはもちろん可能なのだが、ちょっとぎこちない感覚が残ってしまう。なんだか話し尽くしていない感が残ってしまう。これはわたしだけの感覚であるかもしれないのだけれど。

2021年は、コロナ禍が収束して、コロナに感染するかもしれない、感染させるかもしれないという不安と恐怖からとにかく早く解放されることをまずは望む。

そして、リアルに人と人が会うことがもとに戻るのは嬉しいけれど、仕事においても私生活においてもオンライン化は後退しないでほしいなあと思う。

良いお年を!