本日、わたしは、新幹線に乗ってお出かけをした。親戚の結婚披露宴に参加するためである。わたしが新幹線に乗るのはずいぶん久しぶりのことであるが、それはもちろんコロナ禍なので遠出を避けていたからである。
しかし今回は、結婚式をコロナだからというので延期していたのだが、人数を絞って、せめて親戚にだけでも披露したいということで、100人以上の定員の会場に30人ほどしか入れないで、やることにしたということだった。
新幹線も、会食も、お祝い事も、ほんとにもう1年以上していなかったんだなあと、会場で久しぶりに親戚の皆にあって、しみじみと思った。そして久しぶりに味わうお祝い事に、本当に嬉しくなった。もちろん、わたしなんかよりも、当の本人たちはもっともっとうれしかったに違いない。本来やりたかった形とはちょっとちがったかもしれないが、親戚だけでも披露できて本当に良かったと思う。
ほんじつは、わたしは少し、コロナ以前の日常に戻れた。すこしずつすこしずつ、こういう楽しいことはやったほうがいいのではないだろうか。もちろん以前とまったく同じようにということではなくて構わないのだが、コロナに気をつけつつも、人生を楽しみたいと思うのだ。特におめでたいことはやっぱりお祝いしたい。嬉しいことは分かち合おうよ。