わたしは、胸ポケットにいつもペンを差し込んでいるのだが、最近は電車の中などでそういう人を見かけていないような気がする。以前は結構みなさん万年筆とかボールペンとかシャープペンシルなどをシャツや上着の胸ポケットに挿していたと思うのだが、なぜほとんどいなくなってしまったのだろうか。
この現象は、新聞や本を電車の中で読む人がほとんどいなくなってしまったことと並行している現象なのだろうか。スマートフォンがあれば新聞や雑誌で情報を得なくともよくなって、電車の中で新聞や雑誌を手にする人がほんとに今や珍しくなってきている。胸ポケットのペンを駆逐したのもスマホなのか？ メモは今やスマホに書き込むものになったということなのか。でも各種ペンの売れ行きが激減したという話は聞いた覚えがない。（わたしが知らないだけかもしれないが）
ということは、ノートなどにペンで書くという行為はまだ以前とそんなに変わらず行われているが、電車の中などで手帳などにちょっとメモをとるという行為が激減しているということなのだろう。
胸ポケットのペンはいまや絶滅危惧種なのか。ということは、胸ポケットにペンを挿しているわたしも絶滅危惧種の仲間入りか？
