だいたいは日々のなんでもないお話

日々の記録というか、忘備録。本が好きです。

スマホ見て本は無けれど読書の秋

最近の絶滅危惧種の絶滅の原因はスマホであることが多い。携帯電話は最近はスマートフォンと呼ばれているが、名前の通り基本は「携帯可能な電話機」であるから、これが普及すれば、その他の電話機が駆逐されるのは当然、時間の問題である。
実際、公衆電話はほとんど消えたといっていいのではないだろうか。災害時などの緊急時のインフラとして備えておく必要があるため、絶滅は当分しないとは思われるが、実際に使用されることはほとんどなくなったと言っていいのではないだろうか。わたしも、もう、最後に公衆電話を使ったのがいつのことだったのか、思い出せないほど昔のことになっている。
そして、公衆電話の次は、固定電話であろう。じっさい、若い人の住まいにはもはや固定電話というものは最初から持っていないということが多いのではないだろうか。携帯電話があれば、固定電話がなくてもまずこまらないだろうから。
かくいうわたしのうちにも、じつはもう固定電話はないのである。積極的になくしたというわけではなくて、電話機が壊れてしまったのを、そのままにしているだけなのではあるのだが。でも、固定電話が使えなくなってなにか困ったことになったかというと、これが何も困ったことはないのであった。だから、そのままにしているというわけである。
固定電話の場合は、企業にはまだまだ残り続けそうな気がするので、そうそう早くには絶滅しそうにないと、わたしは予想するのだが、どうなのであろうか。世の中の動きはわたしが思っているよりも早そうであるから、案外急速に絶滅するやも知れないなどとも思っているのである。
 

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スマホ見て本は無けれど読書の秋」

「外に出て同じ月見て携帯で」

「虫の音を君に伝えるスマホかな」

スマホにて食欲満たす雨月かな」

 

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