わたしはアルコールも好きだが、甘いものも好きだ。最近よく食べる甘いものはこれ。
KALDI（カルディ）のオリジナルチョコレートである。
ダークチョコである。甘いものと言ったが、実はこれはダークチョコなので、あまり甘くないのだ。上記のものは７０％なのでちょっと甘みがあるが、これが８０％とか９０%になるともうほとんど甘くない。これ、ほんとにチョコレートなの？ と言いたくなるほどである。
じつを言うと、このような「甘くない」チョコレートというものの存在を知ったのは割と最近のことである。チョコレートと言えば甘いものの代表のような気がしていたので、初めて「ダークチョコレート」を食べたときには吃驚した。「えっ、これほんとにチョコレートなの？」とにわかには信じられなかった。
しかしチョコレートの主成分であるカカオはどうやら本来は甘くないらしい。そこに砂糖やミルクを混ぜて甘くしたものがまあよく売られているチョコレートというわけだ。包み紙の裏側に表示されている「原材料名」欄を見ると、甘いチョコレートの場合はその一番最初に「砂糖」と書かれている。だがこのダークチョコレートの場合は原材料名の最初に「カカオマス」と書かれている。そして「砂糖」はその次に書かれている。それはつまり、「このチョコレートの材料として一番多く含まれているものは、砂糖ではなくカカオである」ということなのだ。そうなんだ、ふーむ。わたしも大人の味のチョコをようやく知ったというわけである。悪くない。新しい味を知るのは楽しい。これからもダークチョコレートを楽しもう。
