だいたいは日々のなんでもないお話

日々の記録というか、忘備録。本が好きです。

出版社の倒産

今年に入ってからも、出版社の倒産が止まりません。雄鶏社や一橋出版などがつい先日倒産しました。書店もいっぱいつぶれていますから、やはり連動しているのでしょうね。
もちろん、私の勤務先だって油断はできません。雑誌も単行本も売り上げは芳しくはありません。

この原因は、もうすでに多くの人々が指摘しているとおり、ウエッブの台頭でまちがいないと思います。
本は、大雑把に言って、感動と情報を得るための手段だと思います。感動を得る手段としては他にも、映画や劇場、テレビがあります。情報を得る手段としては他にも、テレビや新聞があります。

そこに、近年になって、参入してきたのがウエッブです。そしてとくにここ1〜2年の著しい変化は、ケータイです。ホームページやブログ、そしてyoutubeなどがケータイで、どこでもいつでもすぐに見られるようになったのです。この「いつでもどこでもすぐに見られる」という特徴は、映画やテレビにはなかった、本と雑誌の専売特許だったのです。ここが破られたのですから、これは厳しいですよね。

この状況はまだしばらく続くのではないでしょうか。