だいたいは日々のなんでもないお話

日々の記録というか、忘備録。本が好きです。

本の雑誌』という月刊誌をご存じでしょうか。
その1月号にこんなことが書かれていました。

「2008年になって当社の経営財務状態は急激に悪化した。……気がついたら存亡の危機に陥っていたのである。結果的に,人件費を始め,さらなる歳出削減を進めた上で,いましばらく這いつくばってみよう,ということになったが,本誌を取り巻く状況が楽観的ではないことは,お伝えしておかなければならないだろう」

というのです。
私は『本の雑誌』が創刊されてしばらくたってからその存在を知り,かなりの間購読をしていました。が,ここ数年は読んでいませんでしたので,上の文章はちょっと衝撃でした。あんなに売れていた(と思っていたし,実際かなり売れていたはず)『本の雑誌』でさえ,そんな状態なのか……,と。