新しく電子ブックが出るニュースに接するたびに，その価格を気にしてみています。
紙の本との差はどれくらいなのか？
私の会社でも最近電子ブックを出したが，価格は，紙の本の８割に決めた。
周りを見ていると，５割から９割の間くらいで，まだ一つの所に収束はしそうにないですね。
2010年９月９日の『朝日新聞』夕刊の「出版サバイバル４」にこんなことが書いてありました。
「……昨年９月にサービスを始めた同サイト〔電通が開いたマガストア〕。扱う雑誌は当初の12社15誌から，現在は51社98誌。値段設定も手探りで，利用者に「高すぎる」と思われないよう，まずは紙の７割ほどの額を出版社側にすすめている」
紙の本の７割か……。まあこれは雑誌の話ですが，このへんに落ち着くのでしょうか。
私は作る側でもあるのですが，読む側の人間として考えてみると，まあ紙の本の３割引（630円の雑誌なら，電子版は441円（税込み）になる）なら納得できる価格だと思います。
