1週間以上前に、転んでおでこをしこたまコンクリートの道に打ち付けて、でっかいたんこぶを作ったという話を書いた。
きょうで、転んだ日から10日が過ぎた計算になるが、なんとまだかすかに痛みが残っているのだ。もう10日も過ぎたというのに……。
また同じ過ちを犯したくないのだが、どうしたもんだろう。というわけで、どうしたら靴の紐を引っ掛けて転ぶ事態を避けられるだろうかとちょっと考えてみた。
なぜ転んだのか、その原因をまずは考えてみる。転んだのは、右の靴の靴ひもが左の靴の紐を止める金具に引っかかってしまったのが原因であった。この現象はじつは今回が初めてなのではなく、これまでに何度も同じことが起きて、転びそうになったことがあるのだ。今回派手に転んだのは、「急いでいたから」である。
というわけなので、ここから得られる教訓は、「急(せ)いては事(こと)を仕損(しそん)ずる」ということであろうか。何事も焦らずゆっくりとしなさい、ということだ。
人間、歳を取ると動作がゆっくりになるものだと思ってはいたが、なるほどそういうことか。