だいたいは日々のなんでもないお話

日々の記録というか、忘備録。本が好きです。

アマゾンマーケットプレイス

「アマゾンマーケットプレイス」というのをご存知でしょうか。
アマゾンで何か本を買おうと検索すると、アマゾンが直接売っている新本以外に、古本の値段も載っていることがあります。これは、個人や古本屋がアマゾンの場所を借りて本を売っているのです。
このマーケットプレイスで本を買うと、値段に関わりなく送料を340円取られるのですが、定価より340円以上安い売値であれば、送料を入れても定価より安い値段で入手できるのです。
そんなわけで、わたしは時々ついついこのマーケットプレイスで本を買ってしまいます。
しかし、考えてみると、これでは新本が売れないわけですから、出版社にとってはあまりうれしくない事態なわけです。
もっとも、いままででも古本屋はあったわけですから、まったく新しく事態だというわけではないのですが、しかし、全国どこでもパソコンさえあれば誰でも古本で買えてしまう、しかも最初から古本を探そうとしていたわけではない人に古本を買わせてしまうという仕組みというのは、いままでになかった事態です。
世の中の人々がこのマーケットプレイスをどんどん使うようになったら、出版社にはかなりの脅威だと思うのですが、考えすぎでしょうか。