だいたいは日々のなんでもないお話

日々の記録というか、忘備録。本が好きです。

佐倉統編著『科学の横道――サイエンス・マインドを探る12の対話』(中公新書,2011年3月)読了。

佐倉統(さくらおさむ)さんと12人の対談集。
奥付によると,編著者の佐倉統さんは東京大学大学院情報学環教授とのことだが,「情報学環教授」ってなんなのか全然わかりませんね。どうして大学ってこんなに普通の人にとって訳の分からない名前をつけたがるんでしょうか? まるで,分かりやすいことは悪だ(もちろん大学にとっての)といわんばかりの名づけですね。とても税金で食っている人々のやるべき事とは思えません。
いかん,話がそれてしまっています。
そんなこととは関係なく,この本,とても面白かったです(それはそうですよね,情報学環教授って,べつに佐藤さんが名付けたわけではないのでしょうから)。
科学の分野だけでなく,漫画家やアーティスト,作家,リハビリ専門家,知事など,いろんな分野で活躍されている方との対談です。当然話題は対談相手に応じて多岐に渡ることになりますから,全然知らなかった話も読めて興味深かったです。