だいたいは日々のなんでもないお話

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大野麦風展・「大日本魚類画集」と博物画にみる魚たち

東京駅にある美術館「東京ステーションギャラリー」に、大野麦風展を見に行ってきました。

東京ステーションギャラリー - TOKYO STATION GALLERY -

 

大野麥風展 「大日本魚類画集」と博物画に見る魚たち | トピックス | 美術館・博物館・イベント・展覧会 [インターネットミュージアム]

 

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大野麦風という人は画家ですが、有名なのは

『大日本魚類画集』という本です。

大日本魚類画集〈第1輯 1,第1輯 2〉 (昭和12年)

大日本魚類画集〈第1輯 1,第1輯 2〉 (昭和12年)

 

「画集」となっていますね。そこのところが、「魚類図鑑」とは違っているのです。

ただ魚の全身を図に描いているだけでなく、海や川の水の中で暮らしているところ、泳いでいる姿を描いているのです。なので、見ていて楽しいです。

また、魚の図に解説が付いているのですが、これがまたいいのです。展覧会場で絵を見ているのに、ついつい絵よりも解説に読みいってしまうということもありました。

解説を書いているのは、魚類学者の田中茂穂と、釣り研究者の上田尚です。

田中茂穂 とは - コトバンク

釣の研究

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大の麦風の絵はこんな絵です。

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