だいたいは日々のなんでもないお話

日々の記録というか、忘備録。本が好きです。

温度計

本日は日曜日で仕事はお休みなので、本の話ではなく、温度計の話です。

温度計というと、だいたいは部屋の壁にぶら下がっていて、そのときの室内の温度を測るのに使っていたり、脇の下にはさんで体温を測ったり、日本酒の燗をするときに銚子に入れておいて、「お、36度になったぞ。人肌燗だね」と言いながらお銚子をつまみ上げたりするときに使うものですよね。

ところが、わたしが日頃持ち歩いている温度計はちょっと違っています。その名は「非接触温度計」といいます。名前のとおり、普通の温度計のように、温度計に接しているものの温度を測るのではなく、そのものに温度計を当てなくてもその温度が測れるというものです。たとえば、部屋の壁に向けてスイッチを入れると瞬時に壁の温度を測ってくれるのです。まあこの場合は実質的には室温を測っていることになるわけですが。

でも、壁ではなくて、天井に向けてスイッチを入れると、天井の温度が測れます。次に床に向けてスイッチを押すと、床の温度を測ってくれます。こうすると、同じ室内でも天井の部分と床の部分ではずいぶん温度が違うということがわかります。
わたしの会社でやってみたところ、天井は31度あるのに、床は28度でした。

また、手のひらを測ってみると、34度でした。体温よりはちょっと低いようです。おでこは35.5度でしたが、口の中は36度です。これはかなり体温に近いですね。

というように、ほとんどどこでもその温度が測れるという楽しい温度計です。

先日は道を歩いていて、あまりの暑さにまいってしまいましたが、ちなみにこの夏の皆さんが歩いている道路の温度は何度くらいだと思いますか?

日照りのアスファルトの表面を測ってみました。
なんと54度でした。測った自分もちょっと驚きました。
でも日陰にはいると、35度でした。すごい温度差ですね。