だいたいは日々のなんでもないお話

日々の記録というか、忘備録。本が好きです。

果実食

わたしは前回、「肉を食べないという人々がいる」という話を書いた。 

 

kwsk.hatenablog.jp

 

初めてそのことを知ったときは、わたしはほとんど信じられない気がしたものだった。ところがところが、それどころではないのである。もう一枚上手を行く人がいたのである。なんと「果実しか食べない」人間である。フルーツだけである。ほんとうか?

 

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いや〜、これはまたほんとに信じられないといいたいところだが、事実なんだろうなあ。しかし、この人の場合は、肉が嫌いとか、野菜が嫌いとか食べたくないとかいうのではなく、どうやら、「人間は果実だけを食べても生きていけるということを証明するための実験をするため」らしい。

 

いやあ、ほんとうに、世の中広い。わたしなんかにはほとんど想像することさえできそうにない事を考えて、しかも実行している人がいるのだから。うーむ。ほんと、おもしろいなあ。

なんとなく、わたしには、「野菜だけ食」よりも、こっちの「果実だけ食」のほうが楽しそうな気はするのだけれど、しかし実際に実行するとなると、これは大変な苦労があるような気もしないではない。

まあ、レストランでの外食はできないだろうなあ。これだけでもう、わたしなどはきっと挫折するだろうなあ。友人との会食もあまりできそうにない気がする。グルメな話題には全然乗っていけないだろうなあ。いやいや、わたしには耐えられそうにないなあ、やっぱり。苦行だ。フルーツを食べて苦行だなんて変な話だが、そうなるんじゃないだろうか。わたしにはやっぱり無理だ。いろんなものが食べたいのだ、わたしは。

 

考えてみると、食べるって、とっても大事なことのような気がしてきた。いやいや、ほんとにそうだ。いまはこんな事を言っているが、わたしは、若い頃はインスタントラーメンばかり食べていた。可能ならば、その頃の自分のところにタイムマシーンで会いに行って、「そんな食生活ではだめだぞ。食べたものがお前の体になるんだからな」と忠告してやりたい。

しかしそういえば、この果実食の人の体って、どうなっているのだろうか。やっぱり他の人とはちょっと違うのかなあ。気になる〜。

 

 

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