だいたいは日々のなんでもないお話

日々の記録というか、忘備録。本が好きです。

無駄なことなんてないのだ

わたしは、けっこう肩こりに悩まされている。パソコンの使いすぎか、それとも使い方が変なためなのか、正確な理由は分からないのだが、とにかく肩こりは、何とかならないものかと、ずっと思っている。まあ、根本的には運動不足かなとおもっているのだが、だからと言ってそんなにしょっちゅう運動ばかりやってられないではないか。だから、なかば諦めつつも、しかし何か良い解決法はないものかと、ウロウロと探し回ってはいるという状態である。

 

きょうも、ああ、方がこったなあと思っていたところ、すこし前のことになるのだが、「子どもには肩こりがないけれど、それはなぜか」という話をラジオかテレビで、聞いた記憶があったことを、思い出した。そう言われてみると、たしかに子どもが「ああ、肩がこったなあ」なんて言っているところを見た覚えは、わたしにはないと思う。

ではなぜ、子どもは肩がこらないのかというと、そう、運動不足ということがないから、らしいのである。とくに小さな子どもを見ていると、たしかに一時もじっとしていることがないように感じる。どうやら、これが良いことらしいのである、肩こり予防には。なんの目的もなく、ただ腕を振るとか、どこかに急ぐ訳でもないのに走り回るとか、ぴょんぴょん跳ねるとか。

子どもの、まったくもって無駄以外の何物でもないと思える動きにも、そういう効果があったということである。

そう、この世の中に、まったくの無駄なことなんてないのだ。そう言ってもいいと思う。だから、何でも気持ちを込めて一生懸命やりたい。