きょうは、お昼ごはんは外食。定食屋さんで「メヌケ」という魚の煮付けを食べた。内臓はとってあるが、頭も尾も付いていた。いわゆる尾頭(おかしら)付きというやつである。メヌケはメバル属ということであるが、たしかに味はメバルの煮つけにそっくりで、あっさりとしていて上品な味だった。わたしはメバルの煮付けが大好物なので、メヌケは初めて食べてみたのだが、大変満足した。
で、尾頭付きなので、当然頭の部分がそのまま煮られている。ちょっとしかないのが残念なのだが、ほっぺたやおでこ?の肉が食べられて、満足満足。
で、食べ終わった後に、頭蓋骨に箸を立てて割って、その中にある耳石(じせき)を探し、無事に2つ見つけた。それがこの写真だ。「耳石」というのは、わたしたち人間にもある。名前の通り、耳の部分にある石のようなものだ。ウィキペディアによると、「耳石(じせき)は、脊椎(せきつい)動物の内耳(ないじ)にある炭酸カルシウムの結晶からなる組織である。いわゆる平衡胞(へいこうほう)に含まれる平衡石であり、平衡感覚と聴覚に関与する」とのことである。人間の耳石は魚の耳石とはちょっと違っているらしい。
尾頭付きの魚を食べる機会があったらぜひ耳石を見つけてほしい。ちなみに、煮干しにもある。